サルナシたちを紹介する。 まずは、10月26日に仲間入りしたベビーキウイのメス品種のパープルシャドーだ。
完全に落葉している。 つるはまだまだ柔らかいので、まだ誘引しなくて良さそうだ。
続いて、パープルシャドーと一緒に購入したベビーキウイのオス品種のバイエルンだ。 こちらはまだ葉が残っている。
コイツも誘引はまだまだ先の話しだろう。 なお、バイエルンは受粉樹であり実はならないという、ちょっと可哀想なヤツである。
10日前から育てているサルナシ。 ラベルには "大実サルナシ" とだけ書かれている。
ネットで調べたところ自家結実しそうなので購入に踏み切った。 すでに木化しているのでどう誘引すればいいのかわからない。 春の芽吹きまでには調べなくては。
庭で育てた果樹をもいで食べるという生活に子供の頃から憧れを持っていた。 たくさんの種類がある果物の中で特に好きなのがキウイフルーツとイチジクだ。 甘さ控えめのものや、甘さと酸味の両方を持つようなものが好きなんだと思う。 ただ甘みが強いだけの果物はどうも苦手である。
イチジクはすでに育て始めている。 といっても、庭植えにしてから6年間実を付けなかったため、鉢植えに変えるため挿し木をしているところ。 40本ほどの挿し木を確保できたので親木は切り倒した。 現在、室内で10本ほど挿し木をしているので来年には植え付けられるだろう。
もう一方のキウイフルーツだが、キウイフルーツを育てるのには抵抗がある。 キウイフルーツは巻きつく力が強く、他の植物を絞め殺すこともあるという。 また、樹上では完熟しないため収穫後に追熟が必要で、ビニール袋にリンゴやバナナと一緒に入れておくのだとか。 巻きつく力が強いのは注意すればなんとかなりそうだが、追熟は面倒だ。
そこで近縁種であるサルナシを育ててみることにした。 決め手は、
という情報を知ったことだった。
それにしても、ベビーキウイなんて紛らわしい名前を付けないで欲しい。 ベビーキウイやミニキウイというのはサルナシのことで、ゴールドキウイやゴールデンキウイというのはオニマタタビのことらしい。
実を付けるまで4年ほどかかるという。 ああ、待ち遠しい。
自家結実するか心配だった大実サルナシだが、約半年後の5月7日に開花した。 さらに、翌日には着果しているのが確認できた。
良かった、自家結実した。 キウイフルーツを植え付ける羽目にならなくて一安心だ。
余談だが、サルナシをネット販売しているサイトなどには、『受粉樹としてキウイフルーツを植えてください』と書いているところもある。 サルナシを育てている人の多くは、キウイフルーツは大変そうだからサルナシを選んでいるのではないだろうか。 キウイフルーツを育てられる環境の人が、サルナシをわざわざネットで購入して育てるだろうか。