植え付け直後に枯れかけ、なんとか復活を果たしたオステオスペルマム サニー・アマンダ(A)。 だが、また彼に(彼女に?)苦難が訪れた。 見ての通りの瀕死の状態である。
原因は梅雨前に切り戻さなかったからだと思う。 オステオスペルマムの育て方をネットで調べていてよく見かけるのが、
という情報だ。
それなのに、なんと妹は梅雨前に切り戻さなかったのだ、『まだ花が咲いているからもったいない』と。 そして、梅雨で弱っているオステオスペルマムを直射日光が当たる場所に置いていた。
その結果がこれだ。 若い葉なのにツヤがない、しかもぐったりしている。 梅雨入り前とはまるで別の花のようでもある。
オステオスペルマム スーパーホワイト(A)はいつものように元気である。
素焼鉢なのもあるかもしれないが、とにかく強健で育てやすく梅雨にもビクともしていない。 この葉の状態の良さといったらどうだ。
オステオスペルマム サニー・アマンダだけじゃない。 オステオスペルマム サマータイム・寄せ植えも瀕死の重症のようだ。 4株植わっているが、上側にある一番ひどい状態になっているのがサマータイム・イエロー09(黄色)である。 やはり黄色系は弱く感じる。
次いで弱っているように見える左側がサマータイム・ブロンズチャーム(オレンジ色 x 白色)だ。
下側がサマータイム・カーディナル(紫色)なのだが、見ての通り丈夫である。
右側はサマータイム・ピンクチャーム(ピンク色 x 白色)、こいつも元気そうに見える。
ネットで検索すると『オステオスペルマムは初心者向けで育てやすく...』というような記事がたくさん見つかる。 しかし、オステオスペルマムは思ったよりも育てるのが難しい。 いや、手がかかると言ったほうが正確だろうか。
『初心者向け』という言葉から誰もが連想するのが、『放任でも育つ』という言葉だろう。 でも、オステオスペルマムは放任では育たない。
基本をしっかりと守らなくてはすぐに弱ってしまう。 守るべき基本とは、
である。
なお、上記の基本的なことを守っていればそう簡単には枯れないように感じる。 つまり、オステオスペルマムは育てるのに難しい判断は必要ないが、基本的なことはしっかりと守らなくてはならない。 そういう意味での初心者向けということなのだろう。
...とオステオスペルマムにケチをつけるようなことを書いたが、花はとても美しい。 オステオスペルマムは妹が育てている花だが、自分もこの花はキレイだなあと思う。
放任ではオステオスペルマムは育たないと書いたが、ご近所さんのところでは放任でも元気に育っている。 そのお宅のオステオスペルマムは一年中花が咲いている。 しかも、いつも葉が青々としているのだ。
傾斜地に盛土した土地に地植えしており、かつ、石垣の近くだから水はけがよいため生育がよいのだろう。 なお、色は紫色である。