ピートモス不使用で栽培中のブルーベリー ティフブルー(B)の様子だ。 植え付けから今日で72日目である。
ココチップ + ココピート + 軽石(小粒)を同量でブレンドした用土へ植えているが、やはり水切れが早い。 梅雨時期はほとんど水やりしなかったが、梅雨明け後は、朝夕の水やりが必要な日もある。
ただし、このピートモス不使用の用土は、気持ちいいくらい良く水を吸う。 表土が乾燥して表面が白っぽくなっていても、スッと水が染みこんでいく。
ピートモス主体の用土だと、表面が白っぽくなっている時に水を与えてもなかなか染み込まずイライラする。 そのような場合は、ウォータスペースに水を溜めて他の鉢を巡り、戻ってみるとようやく染み込んでいるという具合だ。 ブルーベリーを乾燥気味に育てている方なら誰もが日々経験していることだろう。
しかも、ピートモスは乾燥すると水を弾くため、念のためもう一度ウォータスペースに水を溜めて染み込ませることもある。 猛暑の日の夕方などは、3回もウォータスペースに水を溜めることもある。
それに比べると、ヤシガラ用土は1回の水やりで十分なので随分と楽である。
また、この用土は水切れの予想がしやすいかも。 ピートモス主体の用土だと、朝は表面が全体的に湿っていたのに、午後にはもう表面が白くなっているということもある。
しかし、この用土だと水はけの良い培養土と同じ感覚で水切れが予想できる。 朝の水やりの時点で、夕方に水やりが必要かどうかを判断しやすい。
さらに、このヤシガラ主体の用土は天気の影響を受けにくいようである。
ピートモス主体の用土は、曇の日が続くと何日経っても表土が乾かない。 そのくせ、晴天だと朝に水やりしたのに夕方にはもう表面が乾いていることもある。
しかし、ヤシガラ用土は曇りの日も晴天の日も、それほど水やりの間隔に差がない。 もちろん、ピートモスと比べての話であり、普通の培養土と同じ程度の管理は必要になる。
植え付けた時の様子である。 ちなみに、完全に根洗いしてから植え付けた。
植え付けから3日後の様子。 もちろん3日ぐらいでは何の変化もない。
植え付けから12日後だ。 地際の葉が赤く紅葉している。 この時はかなり焦った覚えがある。
続いて、植え付け34日目である。 新葉が展開しているのでちょっと安心した記憶がある。
そして66日後の様子。 さらに別の新葉が展開してる。
そして、最新の72日後の様子だ。 6日前の新葉がもう立派な葉に変化している。 このように今のところ順調である。